巨大な霜柱…。3cmくらいの高さがありました。
朝食は、前日仕込んだアルファ米のドライカレーをかき込みます。本日は、テントはデポして行動しますので、
リュックには、水、昼食、地図、防寒着のみです。非常に軽い!
準備完了後、6:50分スタート、文三郎尾根を登り始めます。
文三郎尾根の途中から見上げた阿弥陀岳。本日は、姿を現せてくれました。この青空、本日は期待できますね。
約1時間で文三郎尾根分岐へ。これから登る赤岳を望みます。
10分ほどで赤岳山頂へのとりつきへ。ここからは、全身を使って登りますので写真はほとんどなし…。
とはいっても、先日のぼった阿弥陀岳の方がスリル、ありましたね。
ほどなく、山頂へ!! 本日は、空、青し!!!
山頂からは、富士山! 今回は、硫黄岳を回るまで付き合ってくれました。
北アですね。とんがりもよく見えました。来年は、あそこへもチャレンジですね。
当然、南ア、奥秩父など360° 眺望満喫です!!
赤岳から横岳方面を眺めるとこんな感じ。
これから登る横岳、硫黄岳、その向こうは、以前に登った天狗岳がちょこんと顔を出してます。
ここからは、いったん下って、横岳へ登り返します。荷物が軽いのでこの時点では元気いっぱいですね。
赤岳展望壮の手前から赤岳を振り返ると…。
地蔵の頭をすぎて、いよいよ横岳です。横岳とは、南北に連なる岩峰群の総称とのこと。ほんとに岩々してます。
まずは、二十三夜峰。 ん~ん、どこを歩くのか!?
鉾岳をすぎたあたり。あそこを歩くのか!? 一瞬、ビビりましたが、ルートはしっかりしてました。
10時20分ごろ横岳山頂(奥の院)へ。硫黄岳はもうすぐです。
その前に最後の難所、大同心を通過します。山と高原の地図では、一応、「カニの横ばい」と記載されています。
鎖や、足元はしっかりしてますので気をつければ大丈夫ですね。
あまり、下を見すぎないことも肝心ですが…。(笑)
後は、硫黄岳まで見晴らしの良い道をのんびりと気持ちよく歩きます…。
硫黄岳山頂へは、11時20分ごろ到着。早速、爆裂火口、リベンジです。
カメラに入りきらず、いまいち、迫力が伝わりませんが…。(笑) この間、泊まった本沢温泉も確認出来ますね。
しばし、休憩して下山です。下山は、赤石の頭~赤岳鉱泉~行者小屋~美濃戸口を予定しています。
硫黄岳の直下から昨日、今日、歩いた山々、稜線を眺めます。
赤石の頭から見上げる硫黄岳。青、白、緑のコントラストが素晴らしい。
赤石の頭から下るとほどなく樹林帯へ。落ち着いたいい道です。
小一時間で赤岳鉱泉へ。きれいな山小屋でした。風呂ありです。テン場も日当たりが良い場所が多くて快適そうです。
赤岳鉱泉から行者小屋までは中山乗越を経て一時間たらず。もうひと踏ん張りです。
ただし、疲れた体に中山乗越までの登りは、本当にきつかった・・・。
そんなこんなで1時半ごろ行者小屋へ。早速、昨日、食べ損ねた名物おでんで一人打ち上げ!(笑)
こちらは、朝に仕込んだ分を売り切るスタイルで、繁忙期には昼過ぎには売り切れてしまうようです。
念願の名物おでんを堪能したら、一服後、テント撤収です。2時半ごろ最後に赤岳にサヨナラをして、行者小屋を出発。
久しぶりにテント担ぐと荷物が重い…。(笑)
そうはいっても日が暮れる前に駐車場につかないと…、ということで帰路は全開で飛ばします。
とはいっても途中のやまのこ村で一休み…。(笑)
その後も飛ばして、明るいうちに美濃戸口駐車場(八ヶ岳山荘)へ。
一息ついて、八ヶ岳山荘でひと風呂浴びて帰りました。
帰りは、恒例の中央道の大渋滞。なんとかその日のうちに帰りつきました…。
おしまい。
◎おまけ
今回のデーター
美濃戸口駐車場 500円/日(今回は、1000円)、ちなみに美濃戸駐車場は、1000円/日、片道1時間短縮できます。
行者小屋テント代 1000円/泊
行者小屋ビール 500円/350ml缶(今回は、2本)
行者小屋ビールセット 1000円(生ビール&好きなおでん2個)
赤岳鉱泉 キュウリ 100円/本(調味料は、塩のみ。夏沢鉱泉では味噌つきだった。)
やまのこ村 ソフトクリーム 350円
八ヶ岳山荘のお風呂 500円
ヤマレコで今回のコース図を作ってみました。