Haphazard Jotting　since 2009.2

9/23～24南八ヶ岳へ行ってきました。

今回の連休は、久々に時間が取れそうなこともあり、どっか出かけたいなと思っていましたが、直前に生憎の台風…。
台風の影響もあり、どうしようか迷ってましたが、予想天気では金曜日から好転の模様。
それならばということで計画しました。

鳳凰山リベンジか、はたまた他の山か…。しかし、9/22はなぜか雨…。
天気予報を信じて、9/22帰宅後、台風の影響を調べていると、南アルプス林道は通行止め。
リベンジが出来ないとのことで、色々と候補を考えましたが結局、南八ヶ岳へ行き先を決定。

雨降る中、9/22夜出発です。いつもの八ヶ岳PAで仮眠、起きると雨は上がってました。
周りの山々もばっちり遠望がききます。

はやる気持ちを抑えながら、美濃戸口へ…。

しかし、なぜか、周りの空気が…。(笑)

周りの景色が、なぜか、白い…。(笑)
まだ、時間が早いので朝もやだろうと、自分を納得させながらam7:00頃スタートです。
美濃戸口から美濃戸までは、林道を1時間。ウォーミングアップを兼ねてとぼとぼと歩きだし。
白霞の早朝の林道、中々、趣がありますね。


約1時間後、美濃戸山荘へ。ここから山道へ入ります。
今夜の宿泊地の行者小屋までは約2時間。


美濃戸山荘の横から山道へ。今回は行者小屋へ向かうので南沢ルートです。
ちなみに赤岳鉱泉へ泊る場合は、北沢ルートになります。

こんな車がありました。冬山用ですね。


しばらくは、林間、沢沿いの道を歩いていきます。

朝もやの木漏れ日の中、気分良く歩けます。


先日の台風の影響か、水量もたっぷり。


何回か、沢を渡り返し進んでいくと…、



見えました、横岳！　白いものはなし！(笑)　テンションが上がります。


テンションは、上がるのですが、歩みは上がらす…、なんとか行者小屋へたどりついたときには、CTオーバー。(笑)


一息ついて、周りを眺めます。

本日、登る予定の阿弥陀岳、中岳。


早速、テント設営。テン場は、行者小屋向かいの河原です。


この時点で11時。早速、阿弥陀へ向かおうかと思い頂を確認すると…、「阿弥陀岳がない」。
写真、手前の尾根の上にちょこんと見えるはずなのに…。



移動性高気圧よ！何処へ…。

このまま停滞（呑み！）か、登るか…、一時間程悩みましたが翌日のトレーニングも兼ねて、やっぱり登ることに。
中岳のコルへ向かいます。


30分ほど登ると低木帯へ。天候のせいか、冬のよう…。ちょっと、萎えますね。


うつむきかげんで歩いていると、上から何か落ちてきます。
「ドーン、バタバタ」。重量級のモノが駆けている音です。
「でた！？、熊！？？」

ビビって、足が動けません…。

こちらの気配に気づいたのか、音が止まります。音が止まったあたりを探ってみると…。




































カモシカさんでした…。(笑)


気を取り直して、中岳のコルへ。


阿弥陀岳を望むと…、「まるで、岩登りやん…。」


こんなん登れるんかと思っていると、あとから来た人は何の躊躇もなく登っていきます。

「ん？、じゃ、登るか」ということで。



到着～。苦労した割には、やっぱ、何も見えません。(笑)


眺望を期待して、少々、山頂で粘りましたが、断念。中岳へ向かいます。
下山はこんな感じ…。　体の中心部がきゅっと縮まります…。(笑)


中岳から望む赤岳。　明日は登るぞ！！


文三郎尾根から行者小屋方面を遠望。
ここから天気が急変。あられが降ってきました。


さっさと、テン場に戻りますが、そこは霧の中…。雨も降ったりやんだりで、しかも、寒い…。


とっとと晩飯（棒ラーメン）を済ましてテントの中へ。
明日への、次回への予習をしながら眠りにつきました…。


寒くてほとんど、寝られず…。

年内の山行に向けて、装備の見直しが必要か…。　けど、原資なし…。（涙）

つづく…？